職場を替えたい/看護師の転職事情

年収減でも転職をするべきケースとは?

現在、看護師の転職が盛んに行われています。

看護師専門の求人サイトなども多く、転職したい看護師が登録して転職活動ていると言われています。そんな中で、看護師の転職理由のトップに君臨するのが、やはり収入面の問題です。

現在働いている病院の給与面に不満があるなど、収入のことを理由に転職を考える看護師は非常に多くいます。事実、転職サイトなどでも高収入を謳った求人は、非常に人気の高い求人ですぐに締め切られるほど多くの応募があるそうです。しかしながら、看護師であれば逆に収入が減ってでも転職をするべきケースが存在すると言う事も理解しておく必要があります。

例えば、家庭を持ちながら看護師として働いている場合。看護師という仕事と家庭の両立は考えている想像以上に大変なものです。特に、小さな子供がいる育児真っ最中の環境では、満足に家族との時間を取ることの出来ない生活にストレスを感じることが多くなってしまいます。

どうしても夜勤や残業が多い仕事ですから、年収を下げてでも仕事を減らして家族との接点を作りたいと考えるのも無理からぬ話です。この場合、転職をすれば収入的には大幅減少となるかも しれませんが、その分、家族との時間を作ることが出来るなど精神的な安定を得ることが出来るのは 大きな利点です。家族との時間をもっと持ちたい場合には、転職を検討するのが賢明と言えます。

また、自分自身が目指す看護師像のために転職すると言うのもありです。漠然と看護師として働き続けると言うのも悪くはありません。収入アップを目指してひたすらに仕事に打ち込むと言うのも一つの看護師像でしょう。

しかし、中には確固たる目的を持って看護師としての仕事を行なっている看護師も存在します。今現在のキャリアを全て捨ててでも、自分自身が目指す看護師となることを決めると言うのも年収減少を覚悟してでも転職をするべきケースと言えます。なりたい理想像があるのなら、そこを目指すことは自分自身にとっては必要なことです。

さらには、収入と並んで転職理由の上位にあるのが体調不良による転職です。激務、人間関係などによるストレスから体調を崩してしまう看護師も少なくはなく、それらを解決するためには根本的な問題の排除が必要になります。

精神の安定のために転職をすると言うのは、自分自身を守るために必要不可欠なケースであると言えるでしょう。実際、私の働いていた職場でも体調を崩して転職をした方もありましたが、その看護師は転職後に回復して以前のような明るい笑顔を取り戻しました。

今日の部屋持ち:onoi

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