日勤常勤で働きたい

看護師が医療機関で日勤常勤として働くメリット

日勤常勤は非常にメリットの多い看護師の勤務形態であると言われています。
自分の勤務形態に疑問を持って転職を考えている方も多くいますが、日勤常勤のメリットは、何と言っても勤務時間の固定になります。

看護師という職業は、一般的なサラリーマンなどに比べれば特殊な業種になります。
交代勤務、夜勤と言った就業形態は通常の定時出勤、定時退社のサラリーマンにしてみれば、ちょっと違った仕事であると言うことになります。
看護師の世界であれば常識であっても、ごく当たり前の一般的な生活をしている大多数の人とは生活時間が大きく変わります。
そのため、交友関係が看護師同士に限られることが多くなってしまいます。

その点、日勤常勤として勤務する場合、日勤のみの勤務になりますので、いわゆる一般的なサラリーマンと同程度の勤務形態で働くことができます。
特に家庭を持っている方が日勤常勤を希望するケースが多いですが、家族との接点を出来るだけ持っていたいというのが理由であることがほとんどです。

子供が小さければ、やはり出来るだけ子供との触れ合いを持ちたいと思うものです。
子供が学校などに行っている間に働き、帰ってくる時間に仕事を終えて夕食などを一緒に摂る。
そういったごくごく当たり前の風景ですが、3交代の看護師として勤務していればそれも難しくなるのです。

それからもう一点、看護師が医療機関で日勤常勤として働くメリットは、日勤帯の患者を毎日見ているので、名前と顔が一致しやすくお互いに覚えやすいだけでなく、少しの変化に気づくことができるようになる点にあります。
夜勤専従では、なかなか看護師と患者は顔と名前が一致しないことの方が多くなります。
その点、日勤の場合には患者が活動している時間ですので、覚えやすくなります。
また、なんだか昨日と状態が違う、という風に患者の僅かな変化に気づくことができるようになります。

では、気になる給与はどうなのでしょうか?
通常勤務の看護師と比較して、夜勤手当などがない分、日勤常勤の給料はいくらか少なくはなります。
しかし、常勤ですからボーナスが支給されますし、福利厚生を利用することも可能です。
さらには、日勤のみの勤務であれば医療従事者ではない友人と接点が持てるようになりますし、何より生活リスムが整うので体の調子が良くなるのは、メリット以外のなにものでもないでしょう。

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