看護師のお悩みとお仕事的コラム

日が伸びる季節をモチベーションの向上に!冬季うつはもうおさらば

3月と言えば、3月3日の「ひな祭り」、3月21日の「春分の日」などのイベントごとがありますよね。またイベントだけではなく、経時的に見てみると、2月の初旬から徐々に日が伸びてきていることに気がつきます。

「季節性情動障害」という言葉をご存知でしょうか。季節性情動障害は、SADとも呼ばれ、Seasonal Affective Disorderの略です。特定の季節のみ、倦怠感や疲労感など、うつ病に似た症状が特徴的な脳機能障害の一つです。

具体的には、10月頃から憂鬱な感じとなり、3月頃におさまってくるサイクルで、季節性情動障害を別名「冬季うつ病」とも呼ばれています。つまり、冬以外の季節は健康的な状態でいることが多いということなのですね。したがって、日が伸びる季節は自分の見方となり、冬期うつに関しても終焉を迎えます。もちろん、うつ病と診断されていない方でも、冬になると、何となく、モチベーションが下がったり、疲れやすくなったりする方も多くいるのではないでしょう。

看護師として働いていても、どことなく季節に左右される方も中にはいます。それでは、どのように対処、あるいは改善しけばよいのでしょうか。

それは、まず日光に当たることです。

普段、何げなく太陽を見ているかと思いますが、意図的に日の光を浴びてみてみましょう。太陽の自然に触れることは、体のリフレッシュが期待できますし、気分向上することとなります。

もちろん、それを習慣化していくことも、とても大切なリフレッシュの方法ですよね。通勤を可能な限り、徒歩にして日の光を浴びることも重要ですし、日光浴をしながら、ジョギングすることも健康につながりますね。

また日光に関しては、ビタミンDを活性化して、骨を丈夫にすることもわかっています。患者さんの安静度を確認しながら、日光浴をするケアも大切ですよね。季節によって、看護のケアを変化させることも重要な看護師の役割でしょう。

今日の部屋持ち:bis

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