看護師のお悩みとお仕事的コラム

看護師が結婚後の仕事を続けるキーワードは『夫』

残念ながら、看護師は離婚する方が多いと言われています。
夜勤が入ることも多く、生活バランスは不規則になります。
日勤だけと聞いて入職したのに、数ヵ月後には普通に夜勤に入っている、という方はいくらでもいます。
入職前と後では、まったく条件が異なることが多々あるのです。

結婚後も看護師の仕事を続けるためには、夫の理解が不可欠となります。
生活リズムが不規則になることは事前にわかっていますから、結婚前に十分に話し合って互いに納得することが大切です。
注意したいのは、妻が夫に合わせるという考え方です。
昔はこれが常識でしたが、現代においては2人の協力が必須です。
主夫という言葉が誕生した背景からも納得できると思いますが、夫の帰宅時間のほうが早いならば、家事をやってもらうことも必要です。
これが嫌だという男性ならば、看護師とは最初から結婚しないほうがいいです。
「妻の帰宅が遅くて、夜勤も入るし、すれ違いが多いから離婚したい」というのは、最初から分かっていたことですので、夫の単なる言い訳としか言いようがありません。

ただし、結婚してから看護学校に行って、看護師として働くという場合は状況が変わってきます。
看護師を目指す前に、生活が不規則になることをよく夫に話しておき、納得してもらう必要があるでしょう。
夫婦は恋人同士ではないので、自分の我を通すだけではうまくいきません。
恋人と違うのは、ある程度、相手の意見を尊重して妥協をしなければうまくいかないことです。
「私はこうしたいから、あなたはそれに合わせて」と一方的に話を進めることはできません。
よく話し合いながら、互いに妥協点をみつけていく必要があります。

夫に負担をかけている場合は、ねぎらいの言葉を忘れないようにしましょう。
家事・育児をやってもらっていることを、当たり前だと思ってはいけません。

家族の生活リズムに合わせたい場合は、残業・夜勤のない職場を探すのも手です。
看護師の転職サイトには、定時帰宅・夜勤なしの職場がたくさん紹介されています。
経済的に余裕があるならば、無理に残業・夜勤をする必要もないでしょう。

今日の部屋持ち:いずみん

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