看護師のお悩みとお仕事的コラム

看護師向けナチュラルメイクについて

病院と言う職場はどこの職場よりも清潔感を重んじます。看護をしてくれる看護師が不潔であったり、逆にケバケバとしたキャバクラのような風貌をしていた場合、患者は不安を覚えるものです。

看護師の見た目と言うのは、それ自体が仕事の一つでもあります。患者に安心感を与え、円滑にコミュニケーションをとって看護を行なうためには、不自然にならないメイク術を身につけることも必要でしょう。

病院によってはナチュラルメイク、薄化粧で勤務をする事など規定がある病院もあります。しかし、実際にナチュラルメイクと言われても、どの程度がナチュラルなのか分からないという女性は多いでしょう。メイクをしているかどうか分からない程度に薄化粧をすればいいと簡単にいいますが、さすがにスッピンを見せたくないと言うのは女性であれば誰でも思うものです。

ナチュラルメイクの基本は目元と眉毛にあります。目元、眉毛をしっかりと作り、他はほとんど手をつけない状態でも違和感のないメイクをする事が出来ます。

特に眉毛のメイクは非常に難しいものですが、ポイントとしては、目頭から5mm程度から眉毛が始まり、目じりと小鼻の延長線上で眉毛が終わる描き方をする事で綺麗な眉毛を書くことが出来ます。

眉毛を作ることが出来た後はアイメイクですが、ここで肝心なのがまつ毛です。マスカラで盛りに盛ったまつ毛が流行っていますが、これは問答無用で却下されるでしょうから、薄くしながらもしっかりと目元を意識させるアイメイクを心がけることが大切です。

ピューラーでまつ毛をカールさせ、マスカラを薄く塗って際立たせます。付けまつ毛が楽でいいという方も多いですが、ピューラーとマスカラのコンボはナチュラルメイクには欠かすことが出来ないものです。仕上がりは想像以上に自然で綺麗な目元になります。

私の働いていた職場では、ほとんどスッピン状態なのに目元だけはガッツリメイクと言う方がいました。

アイメイクをしっかりとすることで目力をもったメイクをする事が出来、ファンデーションなどつけなくても綺麗に見せることが出来ます。逆にケバケバとした化粧しか出来ないと言う方は、アイメイクが足りていないと言うことが多かった印象があります。

目は口ほどにものを言い、会話の間は口元を見られるものです。
アイメイクをしっかりとして、口元は薄くリップを塗るなどする事で相手に不快感を感じさせないナチュラルメイクが出来るようになるでしょう。逆を言えば、看護師の職場においては、目元と口元以外はほとんど手を加える必要がない事になります。

これらは看護師として長年働いている私の経験上の考えにはなりますが、私や私のまわりの看護師仲間にとってはこれらは鉄則の内容です。

今日の部屋持ち:いずみん

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