看護師のお悩みとお仕事的コラム

看護師はお正月も勤務!?

看護師は、24時間365日の勤務のわけですから、当然、お正月も勤務をします。もちろん、遅刻は許されず、お正月だからといって、特別扱いはされません。そこで、今回はお正月の勤務について、いくつかご紹介していきたいと思います。

私もお正月の勤務した経験があります。私の場合は、なんと、12月31日から1月1日の深夜勤でした。めでたいと言えば、めでたいですが、内心、お正月は自宅でゆっくりと過ごしたい気持ちでいっぱいでした。

しかしながら、私の思いと同じように患者さんも、おそらく、ご自宅でゆっくりとお正月を迎えたかったことでしょう。元旦、夜があけて、「あけまして、おめでとうございます」と、患者さんと言葉を交わすことに不思議と温かな気持ちになりました。

無論、同じスタッフに関しては、「あけおめ」といったようにふざけた感じで、お互い元旦勤務ということに、おちゃらけた思い出もありますね。私が所属していた病棟は、実のところ、絶景ポイントだったことも思い出の一つです。患者さんに対して、インフォーム・ドコンセント(説明と同意)を行うIC室という部屋があったのですが、まさに初日の出が山の間から見ることができました。

このように、看護師はお正月も勤務するわけですが、お正月のイベントを病院で過ごせるといったメリットもいくつかあります。もちろん、コタツの中でゆっくりとテレビを見ながら、おせちを食べて過ごす自宅でのお正月も良いですが、病棟でのお正月も隅に置けないですね。

何といっても、お正月にはお正月の看護というものがあることも大切にしておくべきです。患者さんのお正月の過ごし方についても、デリケートなケアが必要だと思います。ご家族と一緒に過ごせるお時間を確保することも、お正月ならではの声かけも、とても大切な看護だと思います。

お正月に勤務だとしても、ネガティブにならずに、新しい年の勤務だと考えて、お仕事をすることも良いのではないでしょうか。

今日の部屋持ち:bis

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