看護師のお悩みとお仕事的コラム

看護師の仕事が楽しいと感じられるようになる方法

看護師の仕事は3K(きつい・汚い・危険)などと言われ、実際に働いてみるとまさにその通りで、看護師の仕事が楽しいなんて感じることはできません。

特に新人のうちは、辞めたい、逃げたい、嫌だ、そんなことの繰り返しです。

学校で勉強していたり実習で学んでいたりと、看護のこと、病院のことを知っているつもりでいても、実際に働き出したら起こりえる深刻なリアリティーショックやカルチャーショックを乗り越えるまでにかなりの時間を要します。

楽しいなんて到底思えないこの仕事、この仕事を選んで正解だったのか?他の仕事の方が楽しいのではないか?と思うこともあるでしょう。

けれど、看護師の仕事にだって楽しいと感じられることがあるんです。

では、その条件についてご紹介しましょう。

1つ目は、素晴らしい看護師仲間に囲まれて仕事ができる環境に恵まれたときです。

病院の看護は、チームで行います。
看護師のチームも大事ですが、医師など他のコメディカルスタッフとのチームも非常に大事です。

どんな職場も、人が集まるところには気が合わない人も、嫌な人もいるものですが、それでもチームで動くとしっかり仕事をしてくれる人がいます。

そういうふうに仕事の上で、みんなが同じ温度で看護に向き合っていて、みんなが患者さんのことを一生懸命に考えることができる職場というのは、非常に仕事がしやすく達成感もあります。

そういうスタッフに囲まれていると、看護の仕事が楽しくなります。

だから、看護師という仕事はなんでこんなに辛いのだろうと感じているなら、まず周りのスタッフを含め、環境を見なおしてみるといいかもしれません。

2つ目は、看護師という仕事を長く続けることです。

長く続けるということは、嫌なことも苦しいことも乗り越えて、自分に自信がつくということです。

そして、後輩に自分自身がこれまで学んだ知識や経験を伝えていくことで、チーム全体の質が上がれば、看護師冥利に尽きるというものです。

そうして、後輩がどんどん成長していく姿は自分が成長していくより嬉しいものです。

ここまで来ると、看護師の仕事を続けていて本当に良かったと思えるようになります。

今は、辛い状況でもそれらはすべて試練です。

逃げずに向かい合い、どうにか乗り越えていくことで看護師としての本当の楽しさを感じられるようになるのです。

今日の部屋持ち:いずみん

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