看護師のお悩みとお仕事的コラム

寒い2月。ナースの皆さん、自身の手のケア忘れずに!

この時期の寒さは、本当に寒いですよね。なぜなら、2月は1年の中で一番寒い時期ですから、その寒さは本物です。ですから、防寒対策をはじめとするセルフケアは、看護師にとっても重要なところです。

その中でも、大切なのはスキンケアですよね。スキンケアは、その文字のごとく、皮膚を保護していくということで、一見、簡単なようなイメージをもたれる方も多いのではないしょうか。しかしながら、人間の皮膚こそ、身体的にバリアをすることに優れているものはありません。

もちろん、スキンといえば、テレビのコマーシャルでもよく見られる手ですよね。看護師もよく手を使います。例えば、注射をするとき、点滴を作成するとき、車椅子を押すとき、記録を書くときなど、様々な部分で手をよく使います。

なぜ、このように看護師は手をたくさん使う職業なのでしょうか?それは、看護師の「看」に秘密があるのです。看護師の「看」は、「手」と「目」という漢字で成り立っていますね。つまり、「看護」というものは、「手」と「目」を使いながら、患者さんを「護る」という職業なのです。

もちろん、それは身体的に治療に関するケアとして頻繁に活用しているかもしれませんが、患者さんの心に差し伸べる「手」や患者さんの気持ちに寄り添う「目」というもの含まれています。これはプロフェッショナルの資格を持つ新人看護師も同様です。

毎日、働いていると、スタンダードプリコーションに従って、手を1日に何回も洗うことでしょう。それから、消毒も1日に10回以上はしている方お思います。これらを繰り返すことによって、看護師の代表とする、あるいは武器となる手がダメージを受け、ボロボロになってきてしまうのではないでしょうか。

さらに、2月の寒い時期は乾燥が問題となってきます。つまり、スキンケアは、他の月間よりも、さらにデリケートにケアをしていかなければならないということですね。

そこで、危ぶまれるのがセルフケア不足に陥ってしまう新人看護師の方々です。新人看護師は、患者さんやご家族のことばかり考えていく中で、いつの間にか、ご自分のケアを怠ってしまう方が多くいらっしゃいます。新人看護師の方々は、とても熱意ある行動ですが、看護の対象を考えてみれば、自分あってこそです。目の前にいらっしゃる患者さんやご家族のためにも、ご自分のセルフケアを向上させていきたいものです。

特に手は、看護をしていく中での一つのツールですから、常にスキンケアをしていきたいものですね。

今日の部屋持ち:bis

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