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小中学生の目が悪いという統計。視力が落ちてくのに未来は明るくなるのか?

12月13日の朝日新聞では、文部科学省が今年度の学校保健統計で、裸眼視力1.0未満の割合が高校生で約6.5割、中学生で約5割、小学生で約3割と発表しました。

原因は科学的ではありませんが、ゲームやスマートフォンが影響しているのではないかと浮上しています。

現代社会では、スマートフォンが近年、急激に増加してきたことで、簡単にインターネットを使える時代となりました。いつでも、どこでも、知りたい情報はほとんど手に入りますし、時間さえあれば、ゲームにのめり込むこと数時間ということも多々あるでしょう。

それが人間の目にとってよいかというと、それは自然の景色を見るよりかは、悪影響といえるでしょう。なぜなら、自然界で暮らされている外国の方々は、裸眼視力で生きているわけですから、シンプルに考えると文科省が発信するように、電子機器の存在が目に影響を及ぼしているといっても過言ではありません。

また同時に現在では、医療技術の進歩も盛んで、レーシックといった眼の治療も普及しています。かといって、目が悪くとも、眼の治療をすればいいというわけではなく、もう少し自然との関わりをしてほしいと思います。

ゲームやスマートフォンは、主にその画面に集中されるわけです。もちろん、その内容はバーチャルな世界もあるでしょうし、現実とはまた異なる世界に入ってしまう可能性もあります。

今後はさらにスマートフォンなどが普及し、便利な世の中になっていく反面、自然に目を向けることが無くなり、人間らしさも失われていってしまうような気もします。

このように便利な世の中だからこそ、自分の健康にも留意しながら暮らしていきたいものです。もちろん、身体的なものだけではなく、精神的にも心身、健康に気を付けていきたいものです。

そのためには、子どもの頃から、電子機器を与えるのではなく、自然に目を向けながら、感性豊かに育てていくという工夫をしなければなりませんよね。

今日の部屋持ち:ビスト

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