看護 医療 福祉業界的ニュース&コラム

インフルエンザの季節はもう終わった?院内での注意はまだ

インフルエンザの季節が到来して、しばらく経ちましたが、そろそろもう終わり?

とお考えの看護師の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、ピークは過ぎたのかもしれませんが、まだまだインフルエンザは潜在しています。インフルエンザは、高熱や咳を主訴にとても苦しい症状を示します。

身体的に成長発達が未熟な子どもにとっては、インフルエンザの罹患は命にかかわることもあります。なぜなら、小さな子どもであればあるほど、肺が未発達ですし、肋骨も水平で、一回の換気量も少ないわけですから、呼吸状態が悪化するわけです。

またインフルエンザは、子どものみに罹患する病気ではありません。もちろん、免疫機能や回復過程が遅延するご高齢の方にも容易に罹患します。つまり、ご高齢の方もインフルエンザによって命が危ぶまれるということもあり得るということですね。

インフルエンザは、主に飛沫感染によって感染していくものです。具体的には、咳ということですね。つまり、この咳に止めればよいということです。しかしながら、咳をしないようにすることは困難です。重要なのは、咳をしてもその咳が感染源とならないように予防することです。

そこで、活躍するのが看護師ですよね。病棟でも主症状して、咳を呈する患者さんは多くいらっしゃることでしょう。
それに気づけるのは、新人の看護師さんでもできますね。むしろ、マンネリしていない新人看護師こそ、予防の第一線かもしれません。患者さんに対して、マスクをかけて、飛沫感染を防止することも予防ですし、また面会に来られているご家族に対しても、インフルエンザの予防を啓発することもできます。

新人看護師だとしても、看護師の資格を取得しているプロですから、先輩看護師と変わりません。患者さんやご家族に対して、プロ意識をもって、指導を行うこともケアの一つですから、自身を持っていきましょう。またその自信は、予防医療という形に社会に貢献することとなります。

今日の部屋持ち:bis

-看護 医療 福祉業界的ニュース&コラム