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毛髪再生医療の現状と今後の課題

現代は、ストレス社会の中で頭髪のことで悩んでいる人は増える一方です。あれこれ試してどうにもならないと改善を諦めてしまう人も多いです。

しかしながら、就活や婚活の場では薄毛やハゲという頭髪の悩みを抱えている人にとっては、かなり不利な状況であることも事実で、こうした現状に頭を抱える人も少なくありません。

頭髪で悩む人が減るかも?

ところが、昨今の毛髪再生医療がかなり進化して効果を上げてはじめていることから、今後は頭髪で悩む人が減るのではないかと言われるようになりました。

日本の成人男性、20~69歳のうち約1,000万人が薄毛や抜け毛に悩んでいると言われ、中でも働き盛りの40代ともなれば、AGA(男性型脱毛症)の発症率は30%にものぼります。

最初は、育毛剤や飲み薬、育毛シャンプーやカツラなどを購入して自分で対策を行う人が多く、ヘアケア市場は4,000億円を超え伸び続けている状況です。

しかし、自分ではどうにもならないが諦めきれない、諦められない、そういった男性が足を運ぶのが毛髪治療を行うクリニックです。

最先端の毛髪再生治療とは?

そこで行われている最先端の毛髪再生治療とは、毛髪の成長因子を直接頭皮に注入するメソセラピーです。

例えば、AGAの治療を行う際に処方される薬としてプロペシアなどがありますが、飲み薬は効果の出方が緩やかで、人によっては効果が出にくいことがあります。確実に毛髪再生させることを考えれば、成長因子を頭皮に直接注入するメソセラピーの方が効果的なのです。

ただ、それを注射で行っては痛みが強すぎて治療どころではありません。そこで、ノンニードルガンHARG浸透注入療法という痛みを最小限に抑えた方法で注入していきます。HARG療法とは?

痛みがさほど感じられないので、頭皮全体に成長因子を注入することが可能です。

この方法で、薄毛の改善を諦めて10年以上放置していた人でも、2週間もすればうっすらと髪が生えてくると言います。

1回の診療代が。。。

ただ、この治療は自由診療で行われるために、1回の診療代が140,000円もかかります。月に1度くらいで継続した方がいいということなので、年間にすると150万以上はメソセラピーにかかることになります(^_^;

これはそうそう払えないですよね。今後、こういった治療にも保険の適用を検討してもよいのではないかなとも個人的には思っています。

薄毛が改善し悩みが消えることで積極的になれる人が増えれば、社会全体としては様々な場面で大きな効果がもたらされるかもしれませんね!

今日の部屋持ち:いずみん

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