自分のこともケアして○ 頑張り過ぎはダメ×

看護師も注意!アルコール摂取の機会が多いお花見はほどほどに・・・

桜は日本文化の象徴でもありながら、桜の木の下で飲食を楽しむ春の風物詩とも言えるでしょう。

もちろん看護師の方もお花見をする機会は多々あります。看護師の多忙な業務や勤務による慢性疲労がある中、お花見はリフレッシュの一つとなり、またコーピングともなり得ますね。お花見は年度初めのイベントであり、看護師にとっても癒しの場となることは多くの看護師が考えるはずです。

しかしお花見は油断禁物です。お花見の場は普段の外食にはない解放感やテンションが付きまとうことになります。それはポジティブにもネガティブにも考えられる要素でもありますよね。特にネガティブに捉えれば、アルコールの過剰摂取によって様々な問題が生じてきます。

まずは言うまでもなく自分自身への健康障害ですね。看護師という社会人になっても、アルコール中毒にならないとは限りません。お花見の次の日、患者さんへ看護を提供するわけではなく、自分自身が患者となって医療機関を受診して看護される側もあり得ることを念頭に置くことが大切です。

もちろん健康障害と言っても、ただのアルコールが発端で代謝性に問題が生じてくるわけではありません。恐いのはアルコールが引き金になってケガを招くことです。お花見は夜桜を楽しみながら行わることもありますから、足場の見にくい場所で転倒して骨折なんてことも多々あります。ましてや、雨上がりなんてケガのリスクは大いにありますよね。

またお花見は、いわゆる「ノリ」にも注意しなければなりません。お酒が入れば普段のストレスを発散すべく、おしゃべりが止まらないこともあります。お花見をしている場所を見渡してみれば、周囲には大勢の一般の方も楽しんでいますね。その中で患者さんの情報が漏えいするリスクは大いにあることを脳裏に焼き付けておきましょう。

特に最近ではスマートフォンが普及し、あっという間に情報は流れ出してしまいます。つまりお花見でまいた種は、一瞬のうちでタイムリーに広がり自身で枯らすことができずに法に触れることも考えられます。

本当に種をまく場所は自身の看護観を見つめ、患者さんへのより良いケアの発展や職場の人間関係へ寄与することができる自身のフィールドです。満開の桜のように新人看護師もイキイキ働ける職場環境を作っていきたいですね。

今日の部屋持ち:ビスト

-自分のこともケアして○ 頑張り過ぎはダメ×