看護師のストレス/原因と予防・対策を考えてみる

看護師のストレス(夜勤や残業などが辛い)

普段の業務で感じているストレスにはどんなものがあるでしょうか。

よく挙げられるストレスとして、勤務体制に関するものがあります。

看護師は病棟で勤務するのであれば日勤・準夜勤・夜勤の勤務を繰り返すのが基本です。
これらの勤務を繰り返すことで生活リズムが乱れますが、その乱れを自身で調整しながら勤務しなければなりません。
ほとんどの病院では夜勤の次の日は休みが取れ、リフレッシュできるような体制になっています。
しかし新人の頃には夜勤の緊張感から眠りが浅くなりやすく、ベテランとなると年齢を重ねていくにつれ疲れが抜けにくくなるので、夜勤が辛く感じます。

勤務の疲労が蓄積し続けることで、知らず知らずのうちにストレスが溜まることも多く、このようなストレスは気づいたときには体調を崩していることも多いので注意が必要です。
疲れが溜まってリフレッシュがうまくいかないような状態の時には、上司の勤務状態の相談を行うなどして自身の体調管理を優先できるようにしたほうがよいでしょう。

また、看護師は忙しい病院では残業をしなければならない状況も多々あります。
定時で帰れる日が月に1回しかないという職場もあるほどで、業務後に人と待ち合わせをするときは2時間は残業を見越しておかないといけないという声も挙げられました。
看護師はそれぞれの受け持ちが決まっていることから、途中で他の看護師に任せて自分は帰ることができないため、業務が時間内に終わらなければ残業は仕方がないという風潮になっています。
他にも研修や看護研究を熱心に行う病院では、頻繁に休日出勤をしなければならず、せっかくの休みが休みでなくなってしまうこともあります。

いくら残業代や休日出勤に手当てが出るとしても、このような自身のプライベートがない状況を強いられていることは大きなストレスとなることは容易に想像できます。
とはいえ、研修や看護研究は永久に続くわけではありませんよね。
ある程度区切りを自身でつけるなどして、区切りのいいところまでいったら思いっきり好きなことをするというように、しっかりオンとオフのメリハリをつけられるように過ごしてみましょう。
プライベートも仕事も大事にしようと思えるように、どちらもほどよく充実させることが重要となります。

とはいえ研修や看護研究はあくまで自主的に行われるべきです。
休日にそれを強制されるのは問題があるので、あまりにも酷い状況のときは上司に相談してみてもよいと思います。

ストレスで体を壊してしまう前にしっかりと上司に相談する・転職するなど、自身に合った働き方ができるように努力していきましょう。

今日の部屋持ち:のん

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