看護師のお悩みとお仕事的コラム

先輩看護師の悪口・陰口、どうかわす?

看護師の悩みで最も多いといわれるものの一つが人間関係です。男性看護師が増えているとはいえ、やはりまだまだ女性主体の業界である事は確かです。それだけに男性中心の社会ではあまり考えられないような陰口や悪口なども横行するなど女性特有の世界観を持っているのが看護業界と言えるでしょう。

特に新人看護師にとって、この問題を乗り越えることが出来るかどうかが、ある種の試金石となりえます。

女性特有の世界観としましたが、突き詰めていけば人の悪口や陰口はどの業種、業界であっても少なからず存在します。男性社会であってもそれは変わらず、どこに行っても必ず存在する事は間違いありません。悪口や陰口を言われてしまえば、いい気持ちでいられるはずもいなく、どうしても気になってしまうのが人間です。

新人看護師の場合、医療に関する知識や看護技術などをひたすらに覚えなければならない時期に、悪口や陰口などを言われてしまったらたまったものではありません。

先輩看護師の自分に対する悪口や陰口をどうしたらいいのかと悩む新人看護師も多いですが、端的に言えば、そういったものが気になっている状態は仕事や他の勉強に関しての集中が成されていないとも言えます。

常に新しい知識や技術との接触、古くからある知識、技術。

そうした医療に関する勉強は相当な集中力を必要とします。また、日常の業務にもしっかりと集中して、準備から的確に行なわなければアクシデントにも繋がります。仕事や勉強に対して集中すると言うことは、他の事への関心が薄れていくものです。

私の経験では、自分がやらなければならない目標を明確にして打ち込むことで周りの雑音はまったく気にならないものになりました。捉え方は人それぞれでしょうが、悪口や陰口などはそれ自体に何の価値も意味もなく、気にするだけ無駄なものです。そこに時間と労力を取られるくらいならば看護師としてのスキルを磨くことを考える方が遥かに建設的です。

他人からどう思われているのか、と言うことは多くの人が気になるものではありますが、それが全てではありません。いかに自分が求める結果を出すことが出来るようになるのか、そのために必要な事は何かと言うことをしっかりと考えて行動をする事がベストでしょう。

今日の部屋持ち:onoi

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