モバイルと言う言葉をよく耳にします。携帯電話を含む、携帯することが可能なデバイス、小型のPCや昨今ではスマホなどがモバイルとして有名でしょう。
このモバイルの存在は社会において必要不可欠な存在となっていますが、東日本大震災の際、災害現場の生の声を日本全国へ配信したと言う事もあって、その有用性が注目されています。
医療の現場のおいても、モバイルの有効活用は急務とされ、近い将来、モバイルを利用した医療現場と言うものを見ることが出来る日も近いといわれています。事実、私の周囲の業界関係者の間でもモバイルに関する関心は高くなっています。
医療の現場で活躍するモバイルとして期待されているのが、iPadなどのタブレットになります。持ち運びに便利でデータの閲覧、入力などを手軽に行なう事が出来るため、電子カルテを始めとした医療現場での活用をすでに実用化している医療機関もあります。
また、看護師の間では、スマホのアプリを使ったスケジュール帳などが人気を集めており、自身のシフト管理のほか、業務に必要な情報をメモするなど業務に活かされています。
少し変わったところでは、昨今、世界で注目を集めているグーグルの最新の研究にあります。グーグルグラスと呼ばれるそれは、眼鏡に小型のデバイスを取り付けることで、眼前にデータを表示することが出来る未来のツールの存在です。
まだ試験段階の製品ですが、有料にてテスターを募集し、アメリカで多くのモニターがグーグルグラスの素晴らしさを語っています。グーグルグラスにはカメラも内蔵されており、目線での録画をそのままYouTubeへ投稿するなどネットとの連携も可能になります。
実際に医師がグーグルグラスを利用して手術の配信を行なったという報告もあり、リアルタイムでの手術の様子、手法などを学ぶためにも期待がされています。
まだまだ問題は山積みな段階ですので、正式な製品化は随分と先と言われていますが、グーグルグラスが実用化された際には、医療分野での活躍も多いに期待が出来ます。
今日の部屋持ち:いずみん