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新年会のお酒もほどほどに。飲み過ぎの旧姓アルコール中毒にご注意

忘年会が終われば、新年会。すでに忘年会が決まった時点で、新年会の時期も決まったようなものですね。もちろん、今年の新たな出発ですから、新年会の勢いも増すのではないでしょうか。しかしながら、医療従事者としてみると、忘年会に引き続き、新年会もほどほどにして頂きたいなぁと感じます。

具体的には、何といってもお酒です。

つまり、アルコール中毒ですね。毎年、毎年、この時期になると、お酒の飲み過ぎで、アルコール中毒として、救急車で来院される方がいらっしゃいます。このアルコール中毒に関しては、ぜひ反省していただきたいと思いますね。

なぜなら、アルコール中毒というのは、アルコールが入らなければ、基本的にはなりません。ですから、自己管理さえすれば、中毒にならずにセーブできるはずなのです。

自己管理不足で、救急車を呼ばれたとき、もしかしたら、本当に救急処置が必要な患者さんとブッキングしてしまう可能性も大いに考えられるでしょう。

もちろん、アルコール中毒は自己管理不足だけではなく、周りの視野も大切です。お酒を勧めることも、お酒を控えさせることも、さまざまな工夫をしなければなりません。お酒を楽しく飲まれるのは構いませんが、限度というものをわきまえる必要があるでしょう。それは、他の救急的な処置が必要な患者さんのためということもあります。

それから、アルコール中毒だけではなく、ふらつきによって、ケガということも多く考えられます。

簡単に言うと、それは骨折ですね。ご高齢の方であれば、大腿骨頚部骨折が多いですし、倒れた瞬間、不意に手を付けば、橈骨遠端などが骨折しますから、とても大変です。手術ともなれば、お仕事にも差し支えてきますし、同僚の方々に大変な迷惑をかけてしまいます。

新年早々、ケガからの幕開けというのも、先の見通しが立ちづらいでしょう。新年というのは、新しい年ですから、まずは健康に1年過ごせるように、新年会はほどほどにお願いしますね。

今日の部屋持ち:bis

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